おらにゲームの時間をくれ、5分、じゃ短いから1時間ぐらいでいいから

室温7度で電気毛布と羽毛ぶとんにくるまってやりすごす、着る毛布の三賢者を目指す梨羽です。

今年はゲームの年にする。そう誓った昨年末から、あっという間の2月も後半。おまえはいままでにあそんだげーむのじかんをおぼえているのか。

ゼロだ。

ほぼほぼゼロだ。

記憶にある限り、限りなくゼロに近いゼロだ。

 

 

ゲームしないで仕事ばっかりしてちゃ、バカになっちゃう。

せめて週に1時間でいいから、ゲームする時間を確保しなくては。

文明とはあたたかいお湯のことである

2018年は梨羽さんの文明開化の年でした。なんと電気ポットがやってきた。

すばらしい。

カップ麺がすぐできる。日々のお茶も不自由しない。そして湯たんぽに湯水のごとく湯を費やすことができる。

すばらしい。

 

あらたに通う銭湯も開拓し、広い湯船で過ごすチャンスも増えた。

すばらしい。

 

これ以上望むべきものがあるとすれば、いますこし、ゲームする時間が欲しい。結局、今年は積みゲーの年になってしまった。年明けにはエアフォースワンエースコンバット7も待っている。

 

今週のお題「2019年の抱負」

2019年はゲームの年。

 

では、よいお年をおむかえください。

それはせんせい

「せんせい」といえば先生、ではなくて「せんせい」。それは「せんせい」。

タカラトミーの製品ページへリンクをはってしまえば一瞬で記事が終わる。

www.takaratomy.co.jp

100円ショップで小型の類似品を見かけてから、そういえば簡単なメモには「せんせい」が便利だよな。またまた、何かの用事のついでか、特に用事もないときだか忘れたが、ヨドバシへ出掛けたときに探してみた。

f:id:Galaxy42:20181118122509j:plain

まだだ、まだ終わらんのだよ。

「せんせい」はもう、かつて知っていた「せんせい」ではなかった。夏目漱石みたいだな。なにしろ姿形に面影は残るが、ほぼ別モノであった。

 

先ず、アプリ連携を詠う機能強化。もう勘弁してよ、アナログで十分だよ。だが時代に取り残されないためにはアプリだ。

次に、コレジャナイ感が膨らむ、マイクロカプセルシート。マイクロカプセル化されたらしい磁性体がなめらかな描線を実現します。なめらかで繊細。磁性体封入シートは交換可能、とよろしいことばかりのように見える。しかし、ぺにゃぺにゃのシートが頼りない。かつての「せんせい」は100均の類似品同様に堅い磁性体封入ボードでガツガツ描けたような記憶が。

なぞって描くお絵描きシートや文字板はさすがに不要なので箱に戻した。

最後のナニコレイベントはキャリブレーション作業。キャリブレーションとは表現されていないが、これはキャリブレーションだ。磁性体を安定させるために、説明書に従って全体を黒く塗っては消去を数回繰り返す。スタンプでぐりぐり黒く塗り、消去。ぐりぐり、消去。ぐりぐり、消去。だんだん楽しくなってくる。

あれ、いま、「せんせい」楽しい。

知らない「せんせい」だけど、これはこれで楽しい。

 

f:id:Galaxy42:20181118122529j:plain

丸と四角のスタンプ、ペンが付属している。

80年代風に描いてみた努力。8ビットマシン時代のカラーを再現してみたらあんまりにもあんまりだった。21世紀の弱い心は白黒加工でもしないと耐えられない。

 

新しい「せんせい」はふんわり系の描写が得意かもしれない。ここまで引っ張ったのなら作例を出せと思うよな。だが、無い。描いては消し、描いては消し、残らないから楽しいのだよ。それに、意外と写真に撮ってうまく加工するのは難しい。そのうちチャレンジしよう。

 

 

さて、アプリ連携機能まで付くのなら、タブレットPCみたいなんでよくない?と連想するとおり、店頭にはカラータブレットの専用機的な製品もあった。

oekakiartist.jp

ここまで来るとあと一歩でiPadと専用ペンシルでお絵描き。

 

「せんせい」に求めるものは、そんな高度に発達した魔法の力じゃないんだ。電池が切れたら消えるような魔法じゃないんだ。薄くはかないふらふらした線を描いてみたいときもあるじゃないか。

だいいち、「せんせい」は電気が要らないんだ。ゴミも出ない。すばらしいじゃないか。

旅のまにまに湯のまにまに

f:id:Galaxy42:20181112231422j:plain

「まにまに」が気になる季節。紅葉の錦といえばまにまに。

秘湯を訪ねた記録を残そうとしているが、再訪してまったくこの絵は違うことがわかったり、また記憶に頼って描き直したりしているうちにすっかり秋も深まってきた。

まにまに。

 

 

今週のお題「紅葉」

百万光年の彼方からカメラ目線でアイコンタクト

f:id:Galaxy42:20180618222654j:plain

氾濫するインスタ映えする自撮はみんなカメラ目線。自撮すればカメラ目線になる、そう信じていたわけです。ちょっと上目遣いなのは、そういうかわいく見せるテクニックだと思っていたわけです。

 

f:id:Galaxy42:20180618222822j:plain

自撮してみればわかるとおり、画面見て自撮すれば目線はこう、下を向いている。だいたいスマホのカメラは縦位置では本体上部に付いているから、それはそうなのだ。カメラ目線で写るためには、カメラに視線を向けなくてはならない。あたりまえといえば、あたりまえだが、これは何とも難しい。

 

で、オンライン会議とかどこの宇宙世紀かといえば、もう普通に運用されている。そして、画面越しの会議こそ視線をどこに向けてよいのかわからない。

先様が映る画面に視線を向けると、明後日の方向を見ているヤバい人にしか見えないおれさまがモニタに映る。

 カメラに視線を合わせると、画面内のおれさまは正面を向いてカメラ目線で映っている。しかし、画面の先様が見えない。視界のハシで何とか捉えるレベル。

どうすればいいのだ。

 

 

おかしい。アニメとかでは、たくさんのモニタの先と視線が合っている。宇宙世紀ならモニタ越しに会話しながら常時アイコンタクトしてたじゃないか。

 

f:id:Galaxy42:20180618223237j:plain

例えばこんな画面で、それぞれのモニタに映る対象はカメラ目線。

 

f:id:Galaxy42:20180618223442j:plain

画面の向こうと対話するシーンでは、手前のインカム着けたヒトもカメラ目線。

 

f:id:Galaxy42:20180618223213j:plain

これ、どうやったら成立するんだ?このヒト、どこのカメラ見てんの?ずっとどこかのカメラを睨んでいるなら、それぞれの対話相手とは目を合わせていないってことになる。アイコンタクトしないの?

 

テレビ会議用にシート状の半透明カメラがあれば解決すんじゃないかと、つらつら考えてみた。

 

f:id:Galaxy42:20180618231800j:plain

こういうカメラ。モニタがそのままカメラになるシート。モニタにシートをペタッと着けたら、モニタがカメラ。はい、両者モニタを睨めば視線が合う。

レンズ無しか、極薄いレンズの付いた撮像素子がシート上にばらまいてあるカメラとかできないものだろうか。昆虫の複眼のひとつひとつがシート上に粗くばらまいてあるような感じだろうか。シートが完全に透明でなくとも、粗く点状に何かがばらまかれた程度ならばシート越しの映像は見えるだろう。現状のPCの処理能力なら分散した撮像素子のデータを1枚の画像に再構成するぐらい問題なさそう。

 

端末の上の方にあるカメラに目線が向かうから見上げる構図になりがちな自撮も変わるはずだ。シートカメラならモニタ面をガン見できる。

 

既に製品化されていないか探したら、シート状のカメラというものは存在するらしい。うーん、でもこれじゃない。

nlab.itmedia.co.jp

f:id:Galaxy42:20180620125842j:plain

モニタ中央あたりに設置するカメラがあるだけでも、かなり違う印象になるんじゃなかろうか。カメラモジュールなんて、スマホの片隅に納まるぐらい小さくなっているから、これなら見た目はアレだとしても既にありそうだ。

 

動画配信とかビデオチャットも視線が合わない画面が気になる。だれか作ってくれないかな。

 

ま、画面の向こうが本当に数百キロ離れた先や、百万光年離れた先だなんて保証も無くて、隣の部屋だったりする可能性もある。初見の画面の先を、説明された場所としてさほど疑わない心理もテクノロジーへの盲信っぽい。

 

 

今週のお題「ゲームの思い出」

ゲームといえばパソコン雑誌の巻末に文字だけがだらだら印刷されたページのことで、何日もかけてこつこと入力して、じゃーん、起動画面が表示されてスタートを押した瞬間に動作しなくなるものだと決まっていた。どこかの文字を打ち間違えているのだ。

文字ひとつの間違いで動作しないとか、しんじられない。なんと融通が利かないんだろう。

ゲームの当たり判定が理不尽であろうと、コズワース*1の価値観が人類とは敵対していそうで納得いかなくても、所詮はゲームなのだ。やつらは融通が利かない。徹底して。そういうものだ。

だが、少なくとも画面の向こうのヤツらと視線は合う。カメラ越しであっても、なぜか視線が合う。対面しているかのような安心感だ。反応は理不尽だが、こっち見てる感の効果は絶大だ。グラフィックがリアルになるほどに、画面の向こうと視線が合う意味は大きいのかもしれない。

技術的には「テレビ電話」など造作ない時代のはずだが、いまひとつ普及しないのはカメラ越しに視線が合わないからかもしれない。

*1:Fallout4に登場するコンパニオンロボット

無限菓子パン回廊

f:id:Galaxy42:20180620174601j:plain

駅のコンビニで菓子パン買って、朝夕に菓子パンで凌ぎ続けた結果、過去最高積載量を記録した。昼もうっかりするとパスタか菓子パンから選択していた。たいへんなデブになった。

糖質制限が話題になる昨今、これはたいへんによろしくないはずである。

 

ストレスからの暴パンだったのかもしれない。その後環境が変わり、ゆるゆると約10kgの減量を経て、最近は菓子パン自粛していた。しかし、うっかり油断すると作業のお伴に菓子パンを買い込んでしまう。

 

f:id:Galaxy42:20180620175302j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175327j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175412j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175430j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175449j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175531j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175516j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175603j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175628j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175646j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175705j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175925j:plain

f:id:Galaxy42:20180620175747j:plain

もちろん、メロンパンはねぼけながら食べてしまっている。

 

食べたパンの数さえ数えられない。

 

 

enchantMOONに代わるタブレットお絵描き環境を手に入れた。保存されるお絵描き画像はクリップスタジオペイントと互換性があるファイル形式のはずなのだが、PC側で開けない。何でだろう。

なんということもなく、PC側のクリップスタジオペイントのアップデートが必要だった。めんどうだ。PC側をアップデートするとOSが古すぎると怒られた。

タブレット側からはPSD形式(AdobePhotoshopの形式)で保存して、PCでは基本的に加筆しない方向で運用できそうではある。購入前にもっと情報収集しておけばよかったのかもしれないが、用途が一致するとも限らず、なんだかんだで使ってみないとわからないものだと思う。

リアルな世界は、ちょっとピンぼけ

 品川駅構内のウマロボがCGに見えるとのコメントをいただいた。現場で見ているときは、それほど違和感がなかったが、写真では確かに造りものっぽさがある。

pool.hatenablog.jp

競馬場で撮影した馬の写真と比較してみよう。

 

f:id:Galaxy42:20180527135812j:plain

ちょうど白っぽい、芦毛のウマ。先導馬なのでポコポコとゆっくり歩いている。シャッタースピードは1/320秒と記録されている。まあ被写体ブレは少ないと考えられる条件。実際の競走馬も筋肉もりもりでちょっと造りものっぽさがあるが、毛並みはくすんで見える。

 

f:id:Galaxy42:20180527145854j:plain

出走前の鹿毛青毛(または青鹿毛か)。よりいっそう筋肉もりもりでつやつや感はこれらの毛色のほうがよくわかる。そもそもCGっぽい。動きが速いため、騎手も馬も同じぐらいにブレている。

 

f:id:Galaxy42:20180527135828j:plain

先導馬からはサービス目線をいただいている。もっといいカメラ持ってきなさいよ、とでも言いたそうだ。すまんな。ウマロボ撮ったときよりは良いカメラだ、許せ。

 

f:id:Galaxy42:20180527135853j:plain

こちらがウマロボの頭のアップ。それなりによく出来ている。1/24秒のシャッタースピード。人も馬もこのシャッタースピードだと被写体ブレでぶれぶれでおかしくない。ウマロボ上の女性は動いているからブレている。しかし、ウマロボの動きは現場で見ている以上に緩慢なようだ。それほどブレていない。動かなさが造りものっぽいかもしれない。

 

f:id:Galaxy42:20180527135841j:plain

ウマロボの全体はこんな図。写真では毛並みが奇麗すぎるかもしれない。実際には首をもたげた様子などはそれなりにリアルに見えた。

 

f:id:Galaxy42:20180527135907j:plain

ウマロボは脚も動かしてはいた。だが、胸と胴はあまり動かないようだ。

 

 

「らしく」見えないとはどういうことなのか、また機会があれば検証すべきなのだろうが、差し当たってはこんな理由が考えられる。

・そもそも、競走馬は筋肉もりもりでCGっぽい。

・ウマロボの毛が光を反射しすぎる。

・駅構内と競馬場の光源の違い。

・ウマロボの動きが緩慢で周辺と違う時間軸に在る(からブレていない)。

・駅構内に生きたウマなどいるはずがないという脳内補正。

・ウマロボ撮影時のカメラがダメすぎる。

 

もっと小刻みに動くと、リアルに感じられるのだろうか。または、もっとがっつり手ブレしていればリアルな写りなのだろうか。「ちょっとピンぼけ」がリアルなのかもしれない。