横スクロールシューティングゲーがさくさく作れてなにこれおもしろい「前田ブロック」

順序が逆なんではないかと思いますが「enchantMOON」の話題に注目するようになったので、紹介されていた「前田ブロック」を試してみました。

 

前田ブロック
http://maedablock.jp/

 

ブラウザでこんなに流暢に動作するなんて、21世紀ってすごい。まず、そこがすごい。

コマンドがブロックになっていて、おまけにブロックのポチ(突起)がはまるところとはまらないところが作ってあるので、ブロックの形を見ればプログラムがどういうふうに組み立てられているのかを触ることができる。

 

なにこれおもしろすぎ。

こんなおもちゃを手にしたら連休がつぶれてしまいそうでなにこれこわい。

 

ブロックの突起を合わせて組み立てながら、なんかこれ見たことがあるなーとしばらく考えた。そうだ、花粉症の薬のコマーシャルだ。アレルゲンにぱちっとはまる抗ヒスタミン剤?のアニメーションだ。それからタンパク質の立体構造。DNAの立体構造模型とかで塩基(の模型)が対応するものとしかぱちっとはまらない感じ。

ブロックの形で表現されているものは、元は文字と数字の羅列のはずなので、プログラマーの人には文字と数字の羅列がこういう形で把握されているのかもしれない。ブロックの形で見てからソースコード?の方を見ると、ブログの記事はとくにわかりやすく表記されているのだろうけれどぼんやりと構造が読み取れるような気がする。

顕微鏡で見る細胞は半透明でぐにゃぐにゃしてとらえどころがないけれど、教科書で構成要素が整理されてた模式図を見た後ではぐにゃぐにゃの中にぼんやりと構造が読み取れる、そんな感じ。

 

それで、「enchantMOON」でこういうブロック式のプログラミングツールが使えるということなのか。これまでの記事を斜め読みしていたときは「enchantMOON」がアイディアプロセッサーのようなソフトウエアだとばかり思い込んでいたわけで、それほど間違ってはいなかったのかもしれない。

道理で「enchantMOON night」でプログラマーや開発側とおぼしき方々の熱気がすごいかったのだと、ようやく理解した。

当日並んで待っている間に周辺の方々とちょっと話をして、手描きを云々するなら液晶ペンタブレットではダメなんですかという意見があったのですが、そういう問題では全然ない別次元のガジェットではありませんか!

いまさら驚くことではないような気もするけれど、ますます届くのが楽しみ!