3台のパソコン。

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昔話のタイトルみたいだ。3台目は紙袋で運んだ。なんでこんなことになるのか。

 

追いかけてくる締切に向かってパソコンを投げると、1台目からは食べログのおいしそうな料理が広がって鬼達がわっと群がりました。それでも締切は追いかけ てきます。ああもうだめだ、そう思って2台目を投げると、クッキークリッカーが広がって鬼達はクッキーを焼くことに夢中になりました。それでも締切は追い かけてきます。あとすこし、あとすこし走ればと、あそこに出口が見えてきました。締切は容赦なくどんどん追いついてきます。パソコンはあと1台しかありま せん。これを投げてしまうと、データがなくなってしまいます。どうして時間のあるときにバックアップをしておかなかったのでしょう。後悔してもしかたがありません。それでも重くて古いWindows機を投げたおかげで少し身軽になりました。あとすこし、あとすこしがんばれば、このMacさえあれば締切は突 破できるはずです。ああ、それでもこのMacも古くて重いのです。もう締切はすぐそこまで迫っています。

 

「わたしをおつかいなさい」輝く光とともに天からMacBookAirがあらわれました。見るからに軽そうです。「締切なんて忘れて、クッキーを焼くのです」レッドクッキーが飛び交う画面を広げたMacBookAirが行く手を阻んできました。