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渋谷直角『奥田民生になりたいボーイ出会う男すべて狂わせるガール』を読んだ

今週のお題「読書の夏」

 

「ソッカ」と「セアダス」を検索してしまいました。「ソッカ」は南フランスニースの、「セアダス」はイタリアのサルディーニャの伝統菓子、らしいです。

 

村上春樹の小説のようでした。村上春樹の小説は最後まで読めた試しがないのですが、たぶんこういう内容だろうと思います。この漫画は最後まで読みました。

 

ボーイが、いやボーイたちがガールの何に狂っているのかよくわからない。若くてかわいい、それだけなのかもしれないところが、薄気味悪い。

メールの返信がないとグルグル悩み、反応がイマイチだと機嫌が悪くなったかとびくびくする。ボーイはまるで王子様にトキメク少女漫画のヒロインのよう。

 

なんだこいつは。なにそれ。

 

 

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 もう、最初から最後まで「なにそれ」しか浮かんでこない。

 

この画像を作りながら、藤子不二雄のヒロインにこの系統のキャラ表現があったなーと思い出しました。絵は藤子不二雄Aの系統。

つかみどころがなかった何かが何だったのか、ようやくつかめた気がしました。これは藤子・F・不二雄ミノタウロスの皿」と藤子不二雄A笑ゥせぇるすまん」です。

 

「ミノタウルスの皿」ではヒロインのミノアが「わたし、しあわせよ」と食卓にのぼる。華麗に浮き名を流し続けているらしいヒロインの天海あかりも「わたし、しあわせよ」と結ぶ。そのとき与えられた役に流される、涅槃の境地。なのかな。

なにそれ。

 

喪黒福造が埋めようとする主人公の心の隙間は、わがままなヒロインの機嫌をとるためだったりする。天海あかりの機嫌も一過性のものにしか見えないが、周囲はただ振り回される。

なにそれ。

 

 

奥田民生の情報量は十分でした。おわり。

 

なにそれ。