串のまま食べさせろ、串焼きの肉の祝祭感が焼鳥の味の全て

焼鳥を串からはずすお行儀よいみなさま、訓練された居酒屋仕草を標榜するみなさま、さようなら。

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一人一串運動は店の横暴だとか儲けに走り過ぎだとかそんな罵りまで聴こえてきますが、違う、そうじゃない。焼鳥に期待しているものは、ただ均等に肉を口にすることなんかじゃない。

「串に刺さった食べ物」なる非日常、ワイルドな直火調理の香ばしさ、つまりは祝祭の食べ物の面影を味わいたい。箸を使わず手で串を持って、生きている今日を言祝ぎたい。ビールがうまい。

もちろん、串の手元あたりは串が刺さりそうで食べ難い。ならば食べづらい部分は無くして、おいしいところだけ、串で食べ易いところだけに肉が刺さった焼鳥があればみんながより一層に幸せになれるのではないだろうか。

つくねは2個まで、焼鳥は鶏肉とネギが2組まで、こういう「ひとくち串」になればおいしいとこだけ食べられる。肉1個あたりの単価は高めになっても1本あたりの価格は抑えてもらって一人一串の注文が手軽にできる設定を考えていただけると一層すてきだと思わないか?

思わない?

 

「串」という漢字をご覧よ。串に刺さっているブツは2個。2個ぐらいが適当なんだよ。焼鳥は串に刺さった状態で、串を持って食べたい。既にどこかで提供されているような気もする。

よく考えたら「ひとくち串」は串カツのサイズだわ。串カツだいすき。

串は串のままで食べさせて。

 

発端はこちら。意外に「串から外させろ」コールが多くて悲しい。

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