幾多の乗換を乗り越えて、あの銭湯をめざす

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今回は日暮里の斉藤湯(齋藤湯)へ。途中乗換駅でのおいしそうな誘惑にも打ち勝ちつつ、輝くまばゆい光の世界へ。

新築ということもあり、広くてすばらしい。さらに浴室内が広々と感じるその理由は、ほとんどの銭湯にある「あれ」がないこと。なんと、サウナがない。これはめずらしい。銭湯ではサウナを利用しないので気にしなかったが、なるほど、無いとひろびろ。

おまけに高濃度炭酸泉とシルキーバスが揃っている。高濃度炭酸泉は確かに熱い湯よりあたたまる(当社比)気がする。さらに齋藤湯のシルキーバスは露天。丸い湯船の露天。時間帯によってはほぼ貸切の贅沢さ。ああ、極楽。

極楽への階段を昇る足取りは軽いとはいえ、帰路を思うと駅までは5分が限界かなとも思う。その点も齋藤湯ならばJR日暮里駅まで徒歩3分(個人差があります)。

水風呂の温度が25度ほどとちょっと高めではあるが、熱湯が45度あたりとそれなりに高温ということでバランスは取れていると思う。温度については各銭湯を比較して体感温度と温度計の数値の記憶から目安でしかない気もしているので、参考まで。

浴槽内の段差部分の色が変えてある安全配慮は地味ながらありがたい。はじめてゆく銭湯の何がこわいって、浴槽内の段差足探り。

安全配慮といえば、床は全面滑り止めタイルで他で見た事のないほど滑らないタイプでした。これもありがたいな。水風呂からあちこちの浴槽を移動して回るには床の安全がとてもだいじ。

 

風呂上がりの一杯や寄席などのイベントも充実しているようです。