はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
そんな先のことはわからないが、スマートフォンは使わなくなっているだろう。
深夜アニメで眠いこのごろですが、みなさんはアニメですか。
「舟を編む」の馬締さんの家を解析するためだけにこのアニメを見ています。公式設定とかモデルになっている建物がありそうなのですが、アニメから再構成してみます。原作も読んでいない本来は明らかな部分もわかっていないので、わかってないなあと流してください。
馬締さんの家は大家さん宅と棟続きの、かなり古いタイプの下宿のようです。居室の戸も引き戸、引き戸の意匠が昭和30年代までの流行のようなので、もしかすると終戦直後の建物かもしれないと踏んでいます。さらに、窓ガラスの割り付けも古い形式です。引き戸の意匠が居室も台所も揃っていて、窓がサッシではないので、改装もほとんどされていないようです。
ただし、台所はステンレストップのシステムキッチンが設置されているので、昭和50年代に改装されているようです。前面扉の意匠がたぶんそれくらいの年代っぽい。給湯器がわかれば年代判定は一気に楽になるのですが、見逃した。
が、公式サイトの動画「第1弾PV」0:001に給湯器がばっちり。流しの蛇口は昭和40年代風なんですが、給湯器は平成に入ってからの比較的新しい機種のようにも見えます。給湯器だけ後で交換しているかも。給湯器を固定している場所がポイント高いですね。窓枠は木製でここは改装なし。そのままだと給湯器の設置場所がないので、窓の手前に板を付けて、そこに給湯器を設置しています。つまりこの給湯器は平成に入ってから交換しているとしても、建築当初にはなくて、たぶん後付け。平成以降だと給湯器は後付けでも室外に設置されるタイプが普及します。
大家さん宅は縁のある部屋と、度々馬締さんと夜食をとる部屋が続き間のようなのですが、これもまだ判然としていない。
で、問題の居室の規模。本棚が多過ぎて畳割りがよく見えないので、一室が四畳半なのか六畳なのかわかりにくい。公式サイトの動画「第2弾PV」0:13にちょうど室内の全景が見えます。特徴的な窓の割り付けもよくわかります。窓が一間幅とすると窓側の一辺は二間のようですから、四畳半の線は消えます。じゃあ六畳なのか、といえばこれも問題がありそうです。
六畳だとこんなに余裕で布団が敷けないはず。
六畳で設定したときの状態。中央の白い四角が布団。布団だと思って見てください。手前に出入口があるはずです。出入口は引き戸ですが、かなりぎりぎりです。この窓、窓が古い割り付けなんですよ、これ。ガラスが波打っていたら昭和初期とか大正ぐらいまで遡る建物の可能性もあります。
ともかく、もっと資料を!
公式サイトの動画「第3弾PV」1:08に建物の外観が見えます。やはり窓側が二間幅です。2階には3室並んでいて、右側に屋根の切り替えがあるのでここで別棟になっているのでしょう。1階は窓の配置が異なるので四畳半4室と見えます。この棟がまるまる貸間(下宿)と考えられます。台所が1階の部屋と対面の配置だったはずなので、2階は中廊下を挟んでもう1列部屋がありそうです。建物の奥行きは半間の廊下を含めて四間半、外観の屋根の傾斜から判断できる規模とそう離れていない気がします。
それだと、1部屋が八畳になります。広い。本で溢れた狭い部屋に暮らす本の虫じゃないの?どゆこと?でも八畳にすると、室内の画像のとおり、だいたいいい感じで布団が敷けそうです。
八畳で設定したときの状態。アニメの画像に近いのはこちらですかね。たぶん八畳なんでしょう。下宿にしては上等な造りだな。
八畳だとして、1階の階段を下りたほぼ正面が台所なので、どこか途中に階段室を設けないとうまく階段が納まらないのですね。あれこれわかる範囲で2階を組み立ててみるとこんな配置になりそうです。
「舟編荘(仮)」2階の案(その1)です。Wikipediaで確認したところ作中では「早雲荘」という下宿だそうです。畳を着色している部屋を馬締室として八畳。階段の位置を台所に合わせるとどうしても六畳の部屋ができてしまう。外観から判断した1階に四畳半4部屋が並ぶという予想とも対応しません。それにこれだと押入がない。台所の位置を考えなおしたほうがよさそう。
というわけで、台所が別棟か、階段真正面からはちょっとずれていると仮定して、階段を廊下の端へ寄せてみました。「舟編荘(仮)」2階の案(その2)です。階段室が建物からちょっと引っ込むので、外観のとおりになります。この図ではわかりにくいですね。階段室の向かいの板の間はトイレか共用の流し(洗面所)が置けそうです。こちらのほうが合っていそうです。
もしかするとモデルとなった建物は2階も四畳半で押入のある部屋が並んでいる造りなのかもしれません。1階も作ってみつつ、再検討したいところです。
そうそう、差し当たってのタイトルの疑問に対する答えは「八畳」です。
たぶん、つづきます。
例の「高価なきらきら」の画像があったのでこれで今週は乗り切ろう。enchantMOONの思い出。
ペンで描いた線を指で囲むときらきらするやつ。白背景で使っているからせっかくのきらきらも静止画にすると目立たない。実際はきらきら動くから美しい。この状態だと口の周りになんか食べカスが付いているようだが、きらきらだ。
何を考えていたのかわからない落書き。前後は割とまじめに勉強会?の記録を取っているデータが残っている。たぶん飽きたのだろう。亀のつもりだろうか。enchantMOONは結構ちゃんと筆圧をひろっている。
はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」
あれは三年前。ブログなんて止せばいいと諭すやさしい人たちを駅のホームに残して故郷を離れた日に遡ります。終着駅で探し当てた「はてな」の看板。あやしいネオンの光の奥に続く暗い石畳が濡れていました。雨は上がったばかりのようでした。古いモルタルの壁にはさまれた路地を進むとブロック塀の向こうに玄関ポーチに毛並みのよい犬が座っているアパートがありました。ブロック塀の入口には看板がかかっているのですが読めませんでした。暗いからです。いつのまにか日は落ちて、玄関に明かりが灯っています。でも看板は読めなかったのです。「○○○ブ○グ」と書いてあるようでした。
「ブ○グ」は「ブログ」に決まってますよね。だから、ここが「はてな」だとわかったのです。「ブログ」といえば「はてな」に決まっていますよね。犬はいなくなっていました。
はてなブログを始めるまでにはまだ長い話があるんですが、この話を続けたほうがいいですか?
貯水池。
いつかしかるべき時が満ちて書かれるであろう記事。
オリジナルグッズの第2弾が気になるので第1弾が当たってしまったらどうしようかと心配で夜も眠れません。第2弾のほうが欲しいグッズだったらどうしようかと、とても心配です。キャンペーン第2弾プレゼントのグッズは何ですか?
よく見かけるあのバッグは「カンケン」というらしい。こちらのブログから知りました。
サムネイルがPENTAXのカメラのようだったので本文を見たらPENTAXでした。レンズがそれっぽい。せっかくなので最後まで目を通したところ、思いがけずあのよく見かけるリュックが「カンケン」という商品だとを知ることができました。ありがとう。
「カンケン」。去年ぐらいから電車内でもよく見かけます。大学生ぐらいの女性が背負っていることが多い気がする。値段を調べたらA4版が入るサイズで10000円ぐらいするらしい。
ついでに最近見かけたバッグを並べてみる。
「anello」というタグの付いたバッグ。こちらもやはり学生からお子さん連れの方まで女性の利用率が高いバッグ。ヨドバシカメラのバッグコーナーにも大量に展示されていたので流行っているなと思いました。類似品まで現れてニュースになっていたり。上部の開き口ががま口のようにぱかっと開くので使い易いとのことです。カンケンの半分ほどの価格。
ネットでみかけて気になっていたものの、実際に使用されている様子を見かけたのは一度きりの「ひらくPCバッグ」。体格のよい男性が使用していたこともあって意外に小さい印象。価格はカンケンの倍ほど。2016年グッドデザイン賞受賞らしい
かなり明るい白っぽい色だった。販売サイトを確認したらばオリジナルカラーはグレーとブラック。明るい白にもっとも近い印象の色はウィートという色でEVERNOTE-Edithionという、EVERNOTEとのコラボカラーらしい。
ヨドバシカメラ店頭で展示されていたり、普段見るニュースサイトで取り上げられていれば気にかけても、疎遠な情報からはとことん疎遠で視界にすら入ってこない。かなり意識して読むブログの範囲を広げてみるべきかもしれない。
なお、今回はenchantMOONで描いてクリップスタジオペイントで加工しています。ペンの色を濃く設定しておけばよかった。enchantMOONは落書きするには最適。記憶を頼りに再現しているので、これもフィクションだよな。
マウスが壊れた。高かったのに。しかたがないので古いマウスを探しててきとうにつないでいたらUSBハブから焦げた臭いがして触るとアツアツな事故寸前。これはもう買い物しかない。
それでは、何を買わなくてはいけないか整理してみましょう。
先ずマウス。壊れたのと同じ製品はまだ販売はされているらしい。後継機種は材質と機能が気に入らないのでパス。てきとうにつないでいたマウスは表面塗装が加水分解してホコリとゴミを吸着する物体に生まれ変わりつつあるからできれば使用を続けたくない。
次にUSBハブ。USB3.0。PCには影響がないと信じることにしてハブだけ交換。
その次もUSBハブ。焦げているなら壊れているだろう。PC側はUSB3.0でポータブルのハードディスクを使用するためにハブも3.0規格品を使用していたがマウスやキーボードの挙動が時々変になる。そしてenchantMOON、考慮してやる必要があるのかどうかもはやわからんがこれがUSB3.0と相性が悪い。気のせいかもしれないがたかがハブひとつでストレスが減るならハブで解決。なのでUSB2.0のハブも必要。
アキバのヨドバシの在庫を調べて、ついでの機会にマウスとUSBハブを買い物に。買い物といえば高揚する躍動感がキモなのに、なにこれちっとも楽しくない。必要なお買い物リストの品代が何ラクーアに相当するか換算すると鬱々とした気持ちだ。なお1ラクーアは約2500円。1ラクーアでスパ・ラクーアで1日ぐったりして温泉に漬かれる。全ての買い物はこの1ラクーアと比較して高いか安いかを判断することになっている。
そしてヨドバシの広大な店内にぶら下がる無数のUSBハブの蔓にからめられ、もう何も選べない。2.0なのか、3.0なのか、パッケージ前面にでかでかと表示された製品のなんと愛らしいこと。それに比べて小さな字でパッケージ背面にようやく規格を発見するときの悲しみ。いや、だいたいは値段で判断できるんだがな。判断できるまでそれなりに見比べないと判断できない。店頭でものすごくUSBハブに詳しくなる。
好ましいパッケージがすなはち好ましい製品とは限らないことも、また問題を深くしている。ケーブルは取り外せるタイプなのか、それとも本体に固定なのか。バスパワーがいいのか、セルフパワーにするのか。色は、形は、メーカーは。際限なく決めるポイントがあらわれる。
もうどれでもいい。
さらにUSB2.0と3.0の予算配分であるとか、どういう構成にするかだとか、ハブの蔓棚の前を右から左へ小刻みに不審な移動を繰り返しつつハブについて学習しつつ策を練る。たかがハブを買うだけなのに。
今まで使っていた製品と同じ物を買えばいいじゃない。そう思いますよね。そうですよね。できない。製品寿命が短くてできない。かつて買った同じハブが数年後にまだ店頭にあるなんて、そんな奇跡みたいなことあるわけない。
かくして買い物の度に店頭で新たな学習を繰り返す。今、すっごいハブに詳しくなっている。しかし次の買い替えのときにはこの知識は使えない。
マウス。マウスは今回は割と簡単なはず。悩む余地は少ないはず。なぜならばマウスはハブよりもかなり最近になって購入したから、同じ製品が店頭でまだ販売されて在庫もネットで確認してあるから。ただ。店頭では後継機種や他のマウスも視界に入る。ネットで確認して理解はしているつもりでもやや値上がりしている壊れたマウスと同じ製品よりは、他のマウスもいいんじゃなーい、いいんじゃなーいと前後左右からまた大量にぶら下がったマウスが揺れている。静音マウスもそういえば便利かも。Bluetooth接続なら貴重なUSBがひとつ節約できる。レーザーにするかブルーレッドにするか、また新しい誘惑に導かれるままマウスの学習をはじめてしまう。今、マウスにもすっごい詳しくなっている。
PCの操作環境はこうしてたいへん快適に修復された。書き出してみると、買い物そのものより何を買うかの判断のための学習に労力も時間も割いている。買い物とはすなはち買うためのプロセスの消費、そして二度と使うかどうかわからない新しく無駄な知識の学習の機会なのである。
ついでにとうとうガンプラも買ってしまったのだがそれはまた別の話。
結論としては、ヨドバシカメラの店頭はすばらしいに尽きる。
着てはもらえぬセーターを編むような酔狂は成さずとも、住めもしない幻のハイツ神田川の構想に余念のない日ごと寒さがつのるこのごろ。寒さこらえず銭湯に漬かると流れるあのメロディ。三畳一間の下宿に暮らし銭湯へ通うあなたがいれば何もこわくないわの歌。ブラック・ルームシェアのテーマソング「神田川」。
三畳一間のハイツ神田川へ、今年もようこそ。
ハイツ神田川(2015)は三畳一間を一列並べて再現するに留まりましたが、いよいよ寒くなってきたので季節の風物詩としてハイツ神田川(2016)一棟まるまるの建設に着手してみようと思います。チキンだって一羽まるまる丸焼きの季節だし(うそだ、まだ2ヶ月以上ある)。時流に会わせてホワイト・シェアハウスを目指します。
ハイツ神田川(2015)については以下の記事でどうぞ。
今回は手書き図面は止して、CGメインで作ってみています。「Shade12 Basic」というソフトを使用しています。
先ずは間取りでしょう。ざっと2階建てで共用の風呂、トイレ、台所ぐらいの設備を想定します。廊下をはさんで2列、居室が並ぶ構成は初期ハイツ神田川(2015)の構想を引継いでいます。構想は引継ぎましたがデータは全く新たに作っています。
三畳一間に押入一間、半畳の板の間付ですから、そこそこ贅沢な間取りではないでしょうか。どういう観点で贅沢なのか、いまどき学生さんでもこんな下宿に住もうと考える方は珍しいでしょうから1部屋に押入がフルで一間付いてるのが贅沢などと主張してもはじまらないのですが、まあそういうことです。
1階と2階(1F、2Fと図中では表記しています)の平面図に設備関係の配置を示しています。どこが壁なのかわからないダメな図面ですね。次の図でちゃんと壁もわかるようになりますからお待ちください。
平面図に合わせて窓を付けたり、建具(襖や戸など)をはめたり、階段を作ったりして粗々の形をみてみましょう。壁も。
1階です。トイレは階段下にしてみました。風呂の位置は居室と隣接しているので、やや落ち着きませんが、仮にここに置いてみます。黄色い引き戸(玄関の引き戸、台所の引き戸と風呂の戸)が襖っぽいのは襖として作ったデータを流用しているからです。階段もよく見ると妙な階段ですが、これも細かいことは気にすんなよなデータですね。江戸時代の階段としては結構贅沢な仕様なんでけどねえ。
風呂の窓はなんとかしろよという気になりますが、以前にどこかの旅館で模様入りガラスだけがばーんとはまった窓に遭遇したことがあるので仮にこれでいいじゃない、いいことにしておきたいという感じです。後で格子を外から付けるとか何か考えます。
ちなみに「すりガラス」が半透明だと思っていると痛い目に合いますよ。「すりガラス」のつるつるじゃないほうを水で濡らすとスケスケですからね。由緒正しい「すりガラス」もすっかり見なくなりましたから皆忘れているんじゃないかと心配です。
各居室の廊下側にも窓を付けていますが、これがないと廊下が暗い。カーテンなしでも済むようにすりガラスや模様入りガラスがよく使われます。すりガラスにセロテープを貼ってはダメですよ。スケスケにになります。実際はカーテンが倍必要になるので住む側はめんどくさいでしょう。絵としては壁が続くより窓のほうが楽しそうなのでまあいいや。
1階はこれで納まりそうなので、2階へ。
2階です。階段を上がったところに洗面用の流し、角にトイレです。階段は柵をつけないといけないでしょうが、まあ差し当たりはこれでよしとします。押入の棚が抜けているところがありますが、そこはスルーしてください。
1階と、2階の半分を重ねてみました。2階は白黒で表示しています。2階で押入の棚が抜けている部屋は1階からそのままコピペできなかった部屋だということがバレます。三畳一間の下宿としてはこんなところでしょう。どこかに実在しそうです。
しかし、今回はホワイト・シェアハウスをめざしています。共用のリビングやワークスペース的な部分がどうも足りない。共用設備を工夫するとよさそうです。
ハイツ神田川(2016)をベースにホワイト・シェアハウスに改装してゆくのですが、今回は時間切れです。このおもちゃで遊んでいると、際限なく時間が過ぎてゆきますね。危険。丸焼きチキンの季節にホワイト・シェアハウスでパーティができるように改装を進めたいと思います。
なお、当ブログで公開している幻のハイツ神田川は全てフィクションです。特定のモデルとなるような建物は存在しません。
家から一歩も出ずに幻を組み立てているだけじゃありませんか。買い物は?
買い物した物は何でしょうか。
「Shade12 Basic」です。
ハイツ神田川の建設には前述のとおりこのソフトを用いています。あたりまえですが正規パッケージを購入。しかし、最新バージョンは16とか相当に進んでいるので、何年前の買い物だか忘れました。何年も遊べるソフト。コスパとしては最強レベルでしょう。
賞金が当たった暁には最新バージョンのShade、しかもグレードのお高いものをお買い物してごりごりハイツ神田川を改装したい所存であります。そろそろ築40年以上となる「下宿」のような木造建築を保存しようなんて話にはならないでしょうから、このまま消滅をまつばかりでしょう。現存している「下宿」を探してこうゆう模式図を作って再現して遊び倒したいものです。