京都で洋食

「ピネライス」という洋食があるらしい、ということで京都駅へ。

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ピラフの上にうすい牛カツ、ドミグラスっぽい濃厚なソースがたっぷりの「ピネライス」。これは中高生のころに近所にあったら幸せだったことまちがいない。洋食らしさが引き立つ銀の金属製皿。スプーンもきっちり紙ナプキンでくるんである。

また描き忘れたが、セットの味噌汁がなんともやさしい味。タマネギとワカメだった。いいかげん写真見て描けよと思うが、まあいいや。

京都駅ビルの店舗では牛カツや煮込みハンバーグとのセットがオススメとなっていた。しかし「ピネライス」の基本構成が既におなかいっぱい仕様。今回は移動時間の問題もあり泣く泣くあきらめる。煮込みハンバーグのおいしそうなこと。アイ・シャル・リターン!まっていろよ煮込みハンバーグ。ラストオーダーが21:30ということで、チャンスをうかがおう。

京都駅ビルの11階、これは事前に調べていないとなかなかたどり着かないかもしれない。伊勢丹側大階段北側にエスカレーターがあるのでひたすら上へ登って、屋上庭園のひとつ手前でおりると11階。南側にレストラン街の表示もある。なお、10階が「拉麺小路」。

店内の窓は京都駅八条口(新幹線口)側、つまり京都の南側へ面している。当然見えるだろうと探したら東寺教王護国寺)の塔がちらっと見えた。京都駅ビルの屋上広場からも東寺の塔は見えるので、一瞬でも京都へ来た風情を感じられる。

 

さて、グルメブログごっこはいったんおしまい。朝晩連続きしめん行だとか、記録はあるが絵的にどうよというネタも多いのでグルメレポートは難しい。店内は撮影禁止という所も最近は増えてきた。記憶を頼りに店内風景を再現しすぎてもあまりよろしくない気もする。いや写真見て描けよ、描き忘れが多すぎるだろう。

コミックスタジオペイントの操作にもだいぶ慣れてきた。ブログの更新以外に使えるといいんだがね。なかなか。

 

今週のお題「プレゼントしたい本」

店頭で本を探すときは丸善へ行くことが多い。東京駅の近く「丸ノ内oazo」ビルに丸善がありハヤシライスの店が同じフロアに入っている。丸善といえば洋食という連想も根拠がないわけでもない。

京都へ寄ると梶井基次郎が檸檬を置いた書店は京都の丸善だったという話を思い出す。京都の丸善はたしか河原町にあって、いつだか雨の夜にもう電車の時間がぎりぎりだとひやひやしながら立ち寄ったことがあった。何か目的があったわけでもなく、たぶん当時はめったに寄れない丸善へ行くだけで何かがあるような気がしていたのだろう。何でも検索すれば記録が見つかるので、2005年に閉店していたことを確認して、つい昨年に新装開店していたことを知った。ロフトとか無印良品のあたりだろうか。昨年京都へ行った際はまだ開店していなかったのか。そういえば無印良品が仮店舗営業していて長く工事していた場所だ。

それで、お題は何か本を選んでみることなので何か一冊、誰ともなくプレゼントするなら岩波文庫から選ぶのはどうだろう。『オイディプス王』(ソポクレス)とか『アイヌ神謡集』(知里幸恵)なら軽くてするっと読める。

牧歌的にすぎるだろうか。好みもあるだろうから、本をプレゼントするのは難しい。

いっそのことAmazonKindle端末とKindle Unlimitedの権利を1年分というようなプレゼントのほうがありがたがられるかもしれない。何でも好きに読んでくれ。そしてAmazonにお勧めされてくれ。趣味に合わない本をプレゼントされて悲しい思いをする人はこれで地上から消えるのだ。

本をプレゼントするはずがデジタル端末とデジタルデータの利用権利とか霞のような物をプレゼントする話になった顛末。プレゼントって難しいですね。